婚活期間が長引く男性は勝負するものを変えるべき?!

結婚したいのにできない、婚活が長引いてしまう男性には意外な理由があります。今回は、最短で婚活を卒業するために必要だけど、見落としがちな考え方についてお伝えします。

ネガティブなサイクルにハマってしまう婚活とは

婚活をしていると、短期間のうちに多くの結婚できるかもしれない相手を探し、お会いしなければいけません。

そしてこのサイクルは、最後の運命の人に出会って結婚するまでは続きます。「出会っては別れ、また出会っては別れ・・・」そして、その出会いの中で半分はフラれるという精神的にも辛い経験をくり返すのです。

このようなネガティブなサイクルを経験すると当然、自分に自信が無くなったり、自己肯定感が下がったりして「婚活疲れ」に陥ってしまいます。

そうすると、本当に結婚したいのかわからない、誰とお見合いすればいいのかわからないなどと、色んなネガティブな感情が生まれやすくなります。

婚活ツールは絞った方が質が上がる?

結婚が長引いてしまう人の中には、いろんな婚活アプリを使ってみたり、サービスの異なる結婚相談所を転々としてみたりと、複数の婚活ツールを使い続けて迷走してしまう人がいます

結婚したいという気持ちが先走ってしまい、結婚する気が無いような相手に出会ってしまったり、ダラダラとやり取りだけが続いて自然消滅してしまったりして、結局、「別れ」や「フラれる」回数を増やしてしまいます。

そのためには、ひとつのツールに集中して婚活を行い、出会いひとつひとつの質を上げていく方がよいと考えます。

真剣に結婚を考えていない人たちが存在する環境で「数打てば当たる」戦法で婚活をしているとネガティブサイクルに陥りやすくなります。

婚活では「自分のライバル」を意識すること

ネガティブサイクルに入ると、自分の何が悪かったのか、どうしてフラれたのか、結婚相手に対する条件って何が必要なのか、どんな人とお見合いすれば結婚できるのか・・・と気持ちも頭も整理がつかなくなっていきます

しかし「自分は何を変えればいいのか」「自分はどこがダメなのか」と考えていても、同じ答えしか頭には浮かんできません。

それよりも「自分のライバルは誰なのか」を意識するほうがうまくいきやすくなります。

それでは、婚活が長引いていた男性Tさん38歳の事例をご紹介します。

Tさんの婚活が長引いた理由

Tさん38歳男性は、これまで複数の婚活アプリで出会ったり、短期間で結婚相談所を転々としては自分の思った相手に出会えないと、婚活を長引かせていました。

Tさんのお相手は25歳~37歳の女性で、子供を望んでいましたので、できれば30代前半までの女性を強く希望していました。

また、Tさんは自覚していないようでしたが、Tさんがお見合いを希望する相手は美人ばかりで、キャリアウーマンで優秀な女性でした。

Tさんは年収700万円で、一般的に女性が希望する年収600万円以上ではありましたが、高卒だったため、大卒の女性からはお断りされることが多く、希望がマッチするお相手がなかなか見つかりませんでした。

ライバルと「勝負する」ものはなにか

まずは、Tさんが希望している30代前半で容姿もよく、優秀な女性はどんな男性を選ぶだろう、と考えます。

Tさんと同じ40歳前後の男性で、年収も600万円以上であれば、きっと優秀な女性は大卒の男性を好む方も多いだろうと考えていくと、Tさんのライバルになる男性のイメージができてきます。

年収や学歴をすぐ変えることは難しいですが、人間性で勝負することはできます。

Tさんの人柄や価値観をアピールすることで、女性に「Tさんのここがいい」と思わせる策を練り、お見合いやデートで実践してもらうことにしました。

その一つの方法が、まずはお見合いや初デートで「女性が好きなものを注文するようにすすめてみる」です。

「会うことを大切にしている」と分かると女性は特別感を感じる

通常、対面式のお見合いでは、男性が代金を負担することになっています。

お相手の女性もそれを知っているので、男性から好きなものを注文しするようにすすめられることを喜ぶ女性もいます。

また、女性は初デートで男性が代金を負担してくれると「自分との時間を大切に考えてくれている」「自分は特別な扱いをしてもらっている」と感じやすくなります

デート代を負担されて「申し訳ない…」と思う人はいても、嫌な気持ちになる人はいません。

むしろ、他の男性が割り勘でデートをする中、特別な扱いをしてもらって、気配りをしてくれる男性には「愛されている」と伝わるはずです。

Tさんには、デートをして前向きに考えたいと思える女性の場合は、必ずデート代を負担するようにして、特別感を感じてもらえるように心がけてもらいました。

結婚相談所で婚活するメリット

「一度ごちそうするとずっとしなければいけない」と心配する男性は少なくありません。

しかし、結婚相談所の場合「結婚前提の交際=結婚する相手」となるため、成婚後は家族として意識する相手です。

そのため、今後二人が結婚した時の生活に関わる経済的な状況を話しあったり、今後どのような付き合いをしていくか提案しやすい環境にあります。

二人の結婚生活に影響するようなお金の使い方は、女性も意識するはずです。

Tさんのその後は?

とにかく自分のライバルをイメージして「Tさんの良さ」をアピールできるよう行動したTさんは、33歳の公務員女性と成婚することができました。

婚活がうまくいかないのは自分のせい、魅力がないから、と思うのではなく、自分の希望する女性が好む男性はどんな男性かを意識して、そのライバル達に負けない、自分の要素をどのように相手の女性にアピールすれば伝わるのかを考えて行動すると、自分では思ってもみなかったほど素敵な女性と成婚できる確率が上がるはずです。