カップル成立率が3倍に!気になる相手と作れる共通点とは

「この人いいかも」と思う相手は、趣味が同じだったり、食の好みが似ていたりと、自分と共通点がある人だと思っていませんか。
自分と共通点がある相手には、不思議と興味を持ち会話がはずみます。しかし、同じ趣味で共通点はあるのに「なんか違う・・・」という相手もますよね。
趣味は共通しているのに相手なのに、人によって違いを感じるのはいったなぜでしょうか。
それは「言葉使い」です。
言葉使いが共通してる相手だと
- カップル成立率が上がる(モテる)
- 恋人や夫婦関係が長続きする
ということがテキサス大学の調査で分かっています。
趣味や食事の好みなどはなかなか相手に合わせることができませんが、「言葉使い」であれば比較的簡単に相手に合わせることができます。
使う単語や言い回し、フレーズを同じにするだけでカップル成立率が3倍も上がり、しかも関係が長続きするという調査結果について解説していきます。
Contents
なぜ共通点がある相手に対して好感度が上がるのか

どんな相手からも100%好意をもたれるという人は、かなりの美男美女であってもあまりいません。
外見が好みでアプローチしたけど、話をしてみたらイマイチ合わなかったという相手は意外と多いはずです。
実際に付き合っている相手は、見た目はタイプではなかったけれど、話をしてみると自分と似ているところがあったという人や、はじめは興味がなかった相手だったけど趣味の話で盛り上がったという人ではないでしょうか。
自分と似ている相手や、同じところがある相手に心が惹かれます。自分と同じような行動をとる相手や同じような話し方をする相手には警戒心が薄れ、共感しやすく、好感が持てるのです。
「また会いたい」と思わせる言葉使いとは

最近の研究では、恋人や夫婦関係において、うまくいくコツは「言葉使い」が共通していることが大事だと言われています。
外見に関係なく「ウマが合う、しっくりくる」という相手と、そうでない相手がいます。この違いはどこにあるのかを、2011年にテキサス大学が調査しています。
40人の男女にピードデート(※)をしてもらい、また会いたい・魅力を感じたという相手と、そうではない相手で、何が違うのかを調べました。
※スピードデートとは、恋人を探している人たちが短時間で順番に会話をし、その後にまた会いたいと思う人を選んでもらいマッチングしたら連絡先を交換する、というお見合いパーティのようなものです。
この実験では、相手の外見や職業などを比較するのではなく、デート中の言葉遣いに注目して調査を行っています。
相手に対する好感度や魅力度が、相手の言葉使いでどう変わるのか、どういった相手に「また会いたい・魅力を感じた」と思うのかを調査しています。
単語量や言い回しで相手に対する好感度が変わる

この調査結果より、相手に対する好感度・魅力度は、会話中の単語の量や使っている言葉、言い回しが影響していることが分かりました。
単語や言い回しとは、同じことを伝えてるのに言葉や表現が違っていることを指します。
例えば「コンピューター」のことを「PC」という人もいれば「パソコン」という人もいますし、携帯を「スマホ」という人もれば「iPhone」や「Android」と表現する人もいます。
つまり、同じものを意味しているのに人によって使う単語や言い回しが違うといったことがおこります。
話を実験結果に戻しますね。
スピードデートでカップルになった男女と、ならなかった男女で、会話中の単語量と言葉使いを調べたところ、驚く違いがありました。
同じような言葉使い、フレーズを使う男女は、そうでない男女に比べて3倍もカップル成立率が高かいという結果となりました。
言葉使いが似ている男女は33%の確率でカップルになり、逆に、言葉使いが似ていない男女のカップル成立率はわずか9%でした。
言葉使いが似ているだけで3倍もカップル成立率がアップするという凄い効果が分かった実験でした。
デート中は使う単語や言い回しを大事にしよう

突然ですが、このようなデートを想像してみてください。
「初デートの二人。男性は難しい単語や専門的な言葉を使いながら自分の趣味の話をしています。それを聞いている女性は、少し理解が難しそうな顔をして、軽めの言葉や簡単な単語を使って返事をしています。この二人はうまくいきそうですか?」
・・・この二人のデートは会話が弾まず、何となくうまくいかなさそうな感じがしますよね。
これが自分のデートだったとしたら、会話中の単語や言葉使いが、相手に与える印象が大きいとわかるのではないでしょうか。
趣味が同じであれば、同じ専門用語を使って話していても会話が止まることなく続けられます。しかし相手が全く知らない趣味だと、何を言っているのか解らなくなり相手はあなたの話に飽きてしまいます。
しかし、あなたが相手にも解りやすく、馴染みのある言葉を使って話すようにすれば、専門的な話であっても相手は、同じ言葉や言い回しであなたとの会話を続けることができるのです。
他の例として、デート相手もあなたも犬を飼っていて、同じブランドの犬用グッズを愛用していたり、同じドッグラン施設を使っている場合、モノや場所であっても同じ単語を使うことで言葉の共通点が生まれてきます。
言葉が共通しているからこそ「話が合うよね」「なんかウマが合うよね」と相手に共感し、カップルになる確率が3倍になるのだとこの実験結果かから考察できます。
ボキャブラリーが多い人はモテる

ボキャブラリーが多い人や頭の回転がいい人、芸人など言葉を使った仕事をしている人ってモテるイメージがありますよね。このような人たちは、みんなが使う言葉やフレーズがたくさん頭にインプットされていて、会話中に相手の言葉使いに自分を合わせていくことができます。そのため相手からの共感を得られやすく、親近感をもたれるのです。
モテたい、デート相手とうまくいきたいと願う人は、相手の言葉使いを観察して、相手が使う言葉やフレーズを学び、同じような単語を使って話すと成功率が高くなりますよ。
同じ言葉を使うカップルは長続きする

さらにこの実験では、同じ言葉やフレーズを使っているカップルは長続きすることも分かっています。
言葉使いが似ていないカップルと比べ、言葉使いが似ているカップルは23%も関係が長続きするという結果が出ています。
恋人ができても長続きしない、長続きする相手と付き合いたいと願う人は、はじめから似たような言葉使いをする相手を選ぶといいかもしれません。
既に恋人がいる、結婚しているという人は、相手の言葉使いに合わせるようにするとよいでしょう。
慣れるまでは意識しながら会話をすることになりますが、継続していくうちに自然と合わせられるようになっていきます。
これから出会いを求める人、初デートを予定している人は、相手の言葉使いと自分の言葉使いが似ているかどうかという視点で相手を選ぶと、成功率が上がりますよ。
3つの言葉のタイプを共通させるとうまくいく

言葉使いが似ているとうまくいくと言われても、全ての言葉を合わせることは難しいのも事実です。
そこで、これからお伝えする3つの言葉のタイプだけでも同じにすると、カップル成立率が上がり、関係が長続きするので試してみてください。
①あいづちの言葉やフレーズ
「なるほど」「ですよね」「わかります」「へー」「ほー」など、相手の話にあいづちを打つ時のフレーズが同じだと好感度が上がります。
瞬間的に発するあいづちは、無意識に口ぐせになっていることが多く、これらのフレーズが同じ相手だと共感度が高まると言えます。
よく「露骨に同じあいづちをしたら相手にバレせんか?」と心配する人もいますが、意外とバレませんので安心してください。多くのメンタリストがやっているらしいですよ。
②分量に関するフレーズ
分量に関するフレーズとは、多い・少ない、大きい・小さい、などの量に関するフレーズです。
例えば、定食屋でランチをしていて、店員さんが「ご飯のおかわりいかがですか?」と尋ねてきた時、「多めにください」「ちょっとだけください」など色々な言い方をしますよね。
このときに使う「もっと」「たくさん」「多め」「少なめ」「ちょっとだけ」など分量を表すフレーズが同じ相手であると、カップルになりやすいことがわかっています。
あなたは相手のおかずを試食したい時、「ちょっとちょうだい」と言いますか?それとも「一口ちょうだい」と言いますか?
分量の表現も色々ありますので、自分や相手がどんなフレーズを使っているのか聞いてみると面白い違いがわかるかもしれません。
③人称フレーズ
人称フレーズとは、私(一人称)・あなた(二人称)、といった自分や相手を表す言葉です。
自分を指す場合、女性は「私」、男性は「僕」「俺」など性別で違ってきますが、相手を指すときの言葉は、「あなた」「君」「お前」など色々な表現があります。
相手を指す言葉が同じ相手は、関係が長続きすると言われています。
また、二人の話をするときは「私たち」「僕たち」と相手を含めた人称フレーズにすると、関係はよりうまくいくことがわかっています。
「私たち」と自分も含められると、その話が自分のことになってくるためより共感を持ちやすくなります。
まとめ

これまでは趣味や食事の好みなどの共通点があるとカップルになりやすいと思われていましたが、実は、言葉使いが似ていることも大事な要素であることがわかりました。
言葉使いが似ている相手とは3倍もカップルになりやすく、さらにその関係も長続きするという驚きの結果でしたね。
言葉使いが似ているだけで好感度や魅力度を上げることができ、美男美女よりも選ばれる確率があがります。
気に入った相手とカップルになりたい思っている人は、同じような言葉使いをしている相手を探してみましょう。
すでに恋人がいる人や結婚している人で、言葉使いが似ていなくても不安になる必要はありません。
九州出身の彼女の口ぐせが関東出身の彼氏に移り、無意識に使っていたりしますよね。
言葉使いは意識して合わせていくこともできますが、付き合いが長くなると自然と似てくるのです。
いい恋愛、いい夫婦生活を送るためには、言葉使いに気を使うことも大事です。
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