何を考えているかわからない?!女性と付き合っても続かない理由とは?

「女性の気持ちがわからない」男性の悩み

婚活中に関わらず、女性の気持ちがわからないと悩んだことのある男性は多いのではないでしょうか。

結婚してからも「奥さんが何を考えているかわからない、何で怒っているのかわからない・・・」という声を耳にします。

特に結婚相手を探している男性は「交際している女性の気持ちが知りたい」と思う気持ちが強くなることでしょう。

今回は「女性の気持ちを察して行動する」ための方法についてお伝えします。

女性は自分の味方、聞き上手な男性を求めている

デート中、普通に会話をしていたはずなのに急に彼女が機嫌を損ねてしまった、自分に怒っているようだけど原因がわからない・・・という経験がある男性もいるのではないでしょうか。

その原因は、男性と女性の考え方や感じ方に違いがあるからです。

男性は女性の話しに対して理論的な意見を言ったり、具体的な対策をアドバイスしたりと問題の解決法を伝えようとします。これは彼女の問題を解決して上げたいという優しさの表れなのですが、なかなか女性には伝わりません。

女性は単に話を聞いてくれて自分の味方になってくれる相手がほしいと思っているだけだったりするのです。話している悩みはすでに解決方法が女性の中では決まっていて、他の人の意見を聞きたいわけではないということもあるのです。

女性は同じ意見の人たちといると安心感を持ち仲間意識が生まれやすい傾向にあります。そのような安心感を男性にも求めています。つまり女性は、特別な男性には「自分だけの特別な聞き役になってほしい=安心感を持てる男性」を求めているともいえます。

ですので、男性が女性へアドバイスをするのは、女性が具体的にどうしたらいい?と聞いてきた時にした方が無難かもしれません。

男性からすると「突然」と思うことも実は突然ではない

女性はその場の雰囲気を壊したくない、平和なコミュニティを守りたいという本能から「ここは自分が我慢しておけば丸くおさまるかな」「ここは相手の意見を盛り上げてやり過ごそう」など、状況を見てその場の雰囲気を取り繕うことができます。

例えば、合コンやデートでは「面白い、楽しい」と笑顔だったのに、その後は一切連絡がなかった、「〇〇さんって素敵です」と言っていたのに実は他の男性にも同じことを言っているのを聞いてショックだった・・・という男性もいるのではないでしょうか。

男性はそんな女性の心理が理解できず悩んでしまうのです。女性の表面だけをみてそれを真に受けてしまい「女性の本音がわからない」という状態が続き「突然、フラれた」「急に怒ってしまった」と感じてしまうのです。

そんな女性の本音を察するためには、女性をじっくり「観察すること」が重要です。

女性の本音を考え続けるだけでは答えはでない

結婚相談所に登録したばかりのK真さん(35歳男性)は、アプリで女性を探して交際を申し込んでいたようですがどの女性とも長続きせずに終わってしまうと悩んでいました。

いいなと思った女性は、すぐに2回目のデートに誘い、そこで交際を申し込んでお付き合いを始めていましたが「彼女が何を考えているのかわからない」「交際はOKしてくれたけど、自分のことを好きなのかどうかわからないと」不安に思うことばかりで、つい女性に遠慮してしまい1ヵ月も経たずに別れてしまうことを繰り返していたそうです。

K真さんのお話を聞いていると、K真さんは相手の女性の気持ちを自分なりの解釈で考えてしまっているのだと感じました。

お相手の気持ちを考えることはとても大切なことですが、本当の気持ちを読み取ることができなければ、悩みの答えがでることはほぼないといえます。つまり、女性の本音を読み取れていない状態で考え続けても、考えるだけムダになってしまいます。

特に恋愛経験の少ない男性は、女性の気持ちを考えようと努力しすぎることが裏目にでてしまい、結局「女性の気持ちがわからない」ループに陥ってしまうのです。

まずは女性が喜ぶことを繰り返す

女性の気持ちを知るために男性がすることはシンプルです。まずは女性が喜ぶことを一通りやってみることです。

  • 食事を御馳走する、
  • 相手の髪型や持ち物を褒める、見た目の変化に気づく
  • 聞き上手になる、否定するような意見や理論的なアドバイスはひとまず控える
  • 寒くない?大丈夫?と相手を気遣う
  • 素敵だと思ったことを素直に伝える、など

このような、多くの女性は喜ぶであろうことをやってみて相手の反応を観察します。女性は「女性として扱われること」「自分が大切に扱われていること」を望みます。

テレビドラマや少女漫画のようなロマンチックな言葉や行動は、男性からすると「恥ずかしくて言えない、あり得ない・・・」と思うかもしれませんが、多くの女性が自分もそのような扱いをされたいと望み憧れています。定番の恋愛ドラマや漫画が女性に人気があるのはそのためです。

キザなことを無理にする必要はありませんが、女性を優しく扱うことは必ず心がけましょう。女性として扱ってくれる男性は「恋愛対象」として意識しやすくなります。

自分から気持ちを伝える

もう一つ大切なことは、「自分の気持ちをちゃんと伝える」ということです。

女性の気持ちを考えすぎて自分の本音を伝えられないという男性が多くいます。自分の本音は伝えないのに相手には本音を伝えて欲しいと思うのは自分の都合しか考えていないと思いませんか?

女性だって男性が何を考えていてるのか本音が知りたいと思っています。

「自分はこう思っているんだけど、〇〇さんはどう思う?」など「僕はこんなことが知りたい」という本音を伝えると、相手の女性も本音で話しやすくなります。

自分の思いや意見を正直に話すことは一種の自己開示となり、二人の関係を構築していくために必要なことです。自分から自己開示すれば、「返報性」によって相手も自己開示しやすくなるため「実は私もこう思っていた」と本音を伝えやすくなり、お互いの距離が縮まります。

もし、勇気を出して本音を伝えたのに女性の反応が鈍かった、怒らせてしまったという場合は、女性という枠に囚われず、人として相手を丁寧に扱っていたか、相手を気づかう言葉使いだったか考えてみてください。

それでも関係が築けないような相手であれば、早めにお別れをしてもよいかもしれません。

悩むよりもまずは行動

女性の本音を知りたいのであれば、相手がどう考えているのかと悩むのではなく、まずは女性が喜ぶことを実践して、女性の反応を観察しましょう。そして、自分の本音を素直に伝えてください。

「観察すること」「本音を伝えること」を繰り返していけば、二人の信頼関係が築けるはすです。

「観察」「本音を伝える」を実践したK真さんのその後は?

その後K真さんは、結婚相談所でお見合いした33歳の女性と交際2ヵ月目となり、真剣交際に進もうとしています。

K真さんは、彼女に対して「自分がどうのように接したらよいのかわからず不安に思っている」ことを素直に話し、彼女はその告白が「自分を大切に想ってくれている」と感じたようです。

交際始めの段階で素直に気持ちを伝えることができた二人は、素直に話しやすい雰囲気をつくることができ、結婚に向けての生活イメージや二人の将来の話を前向きにできているようです。