お見合い成立しない男性が真似したい「成功率高めな男性」の特徴とは?

今回は、デート前のコミュニケーションから初デートまで、女性の印象が良かった婚活中の男性、52歳で離婚歴ありのKさんのお話です。
Kさんは、主に30代後半~50代の女性にお見合いを申し込んでいますが、お見合い成立率は非常に高く、ほとんどの女性と初デートまで進んでいます。
彼の魅力はいったい何なんでしょうか。
実際に彼とデートをした2人の女性(37歳・44歳)に聞いた、Kさんの魅力とモテる男性の特徴につてご紹介します。
魅力的な男性は年齢や結婚歴に関係なくモテる共通点がありますので、どの年代の男性も参考にしてみてくださいね。
婚活で印象が良い52歳Kさんのプロフィール
Kさんは52歳。身長175cm、少しぽっちゃり体型、髪は白髪交じりですが清潔感があり、服装は年相応のスマートカジュアルをシンプルにまとめています。学歴は専門学校卒業、仕事は大手企業の営業で年収は800~1000万円未満です。
2年前(当時50歳)に離婚をしていて、既に働いている娘さんが一人、高校3年生の息子さん(元奥様と同居)が一人います。
離婚の理由は、Kさんが仕事を優先し家庭や子育てを十分に手伝わなかったことに元奥様が寂しさを感じ、娘さんの大学卒業を期に、元奥様より離婚を切り出されたそうです。
プロフィールだけを聞くと至って普通のKさんですが、いったい彼の何が魅力的に映るのでしょう。その答えは・・・
印象の良いプロフィール写真でお見合い成立率が高い
デートをするにはまずは相手を探すことから始まります。
昨今では、結婚相談所も専用の婚活アプリを使って相手を見つけることが主流なため、お見合いを成立させるためには印象の良いプロフィールの準備や、デートの約束をするまでのコミュニケーションの仕方が成功のポイントとなります。
第一印象を良くするためには、自分目線ではなく、女性が好感がもてるプロフィールの作成や、女性が喜んでくれるようなメッセージのやり取りに気を配る必要があります。
プロフィール写真が自然な笑顔
婚活アプリで相手を検索する時に絶対に見るものは何でしょうか?それはプロフィール写真です。
写真の印象が良くなければ、プロフィールに書いてる事さえ読んでもらえません。つまり、クリックしてもらえないのです。
正直言って、Kさんの顔は普通の丸顔です(Kさんごめんなさい…)。しかし、ほとんどの女性がKさんの写真を見てお見合いの申し込みにOKするのです。
Kさんプロフィール写真は、自然な笑顔で誰が見ても嫌な気がしません。
微妙に目尻が崩れるくらいの、少しクシャっとした笑顔で、大きな目ではないのですが瞳がキラキラして見えるのです。そして、口角の上がった口元です。
この写真を撮った時のKさんは、心から楽しい気持ちだったんだろうなぁと伝わる写真です。
自分では「クール、カッコいい」と思っていても女性にはそう映らないことがあります。
プロフィール写真は必ず第三者の意見を聞きましょう。
自分のお気に入り写真はサブ写真に上げるようにしましょう。
印象の良い初デートの誘い方
結婚相談所では、お見合い当日まで本人同士が連絡を取ることはできませんので、お見合いが成功して初デートに進んだ場合を想定しています。
婚活アプリなどで知り合った相手の場合は、初デートに誘うまでの期間に試してみてください。
メールやLINEのやり取りを喜んでくれる
Kさんはとにかく相手の女性からのメッセージに喜びます。
「嬉しい」「元気がでた」「楽しい」などのポジティブワードを返信に必ず入れています。
とりあえずOKした男性であっても「自分からの連絡を喜んでくれる」「男性からの好意を感じる」メッセージは、次第に相手に興味がわいてきて、好意を持つようになりやすいのです。
デートに誘ってくれる
知り合ってから初デートに誘うまでのスピードは、その出会いを恋愛のステップへ進展させるためにとても重要なポイントです。
Kさんは、3日以内にデートに誘います。
出会った当日や次の日でも、メッセージのやり取りが5~6回以上続いたときは「早くお会いしたいです」「予定はいつが空いていますか」と積極的に誘います。
しかし、短期間で何度もしつこく誘ってはいけません。
女性によっては突然デートに誘われることに慣れておらず、どう答えていいのかわからない人もいます。
誘って反応が無い場合は、相手が興味がありそうな会話を一度挟んで、会話をリセットしてみるとよいです。そして、自然な会話の中で改めて誘ってみましょう。
デートをOKしたら素直に喜んでくれる
デートのお誘いを女性がOKしたら「嬉しい」「会えるのが楽しみです」「デートOKしてくれてありがとう」などの、喜んでいることを伝えてあげましょう。
女性は「私に会いたいんだ」「興味をもってくれてるんだ」と、恋人になるかもしれない男性として意識し始めて、恋愛モードに入りやすくなります。
女性の都合でデートの場所を選んでくれる
デートの約束を取り付けたら、女性の都合の良い場所を聞きましょう。
女性によっては、初デートが終わるまでは住宅地域を教えたくないという人もいます。
「場所はどのあたりが良いですか」「よろしければ、お住いの近くまで行きますよ」など女性を優先してあげると、女性は大切にされていると感じます。
女性の好みを聞いて行動プランやレストランを選んでくれる
デートの地域が決まったら、その地域のレストランやカフェ、観光地を調べておきます。
女性の住宅地域でデートをする場合、女性がおススメのレストラン・カフェを提案してくることもありますが、女性が決められない場合は、1~3件程、お店のリンク付きで提案してあげると、女性は選びやすくなります。
行ったことのないお店でも、二人で選ぶことで女性は安心します。
ちなみにKさんの場合は、ゆっくり女性と話をしたいという想いから、初デートはレストランやカフェに行くことが多いようですよ。
初デート当日の印象が良い理由
初デート当日は、まだ「知らない人」同士です。
これから恋人になるかもしれない相手として、良い印象を与えながら、相手に真剣に向き合うことが大切です。
Kさんの自然な行動が女性の印象をよくしていますので参考にしてください。
待ち合わせ場所で対面した時の笑顔が印象的
第一印象は、ほぼ永遠に残ると言ってもよいでしょう。
まずは、笑顔で挨拶を意識してください。「会えて嬉しい」という表情はダイレクトに女性に伝わります。
相手を見つけて目が合った瞬間は、相手に気づいたことに嬉しい表情を見せて、リラックスした笑顔で会えた喜びを伝えると好印象に繋がります。
別れた理由を素直に話してくれる
女性は、男性が恋人や奥さんと別れた理由が、浮気やDVではないか、自分と付き合っても同じことをするんじゃないか、と不安になります。
Kさんは、なぜ離婚したのか、その理由を簡潔に、正直に話してくれます。
離婚については、Kさん自身に非があったことを反省している上で、元奥さんのことを大切に想っていたことを話してくれます。
初デートで言いたくないことは話す必要はありませんが、女性が不安になるような曖昧な回答は避けるべきです。
「ちょっと色々あって…」「元奥さんにも事情があったんだよ」「自分が悪かったわけじゃないんだけど」など、結論がない曖昧な言い方は、女性が勝手に悪い答えを想像してしまうので、あまりよろしくない印象を与えがちです。
過去の恋愛話は、簡潔に話を切り上げて「今は〇〇さん(女性の名前)のことをもっと知りたいと思っています」と前向きな会話に切り替えましょう。
会話中は常に笑顔
殆どの女性が口にしたことが「Kさんは常に笑顔で話を聞いてくれる」ということでした。
自分の話を楽しそうに聞いてくれる姿勢は老若男女問わず印象が良いはずです。
あいづちが上手い、誉め上手
話の節々であいづちを打つと、話している相手はリズミカルに会話をすることができます。
相手が無反応だと「この人きいてるのかな」「話が面白くないのかな」と感じて話す気力が下がったり、不安な気持ちになったりします。
あいづちが苦手な人は、相手の話の中で「〇〇ができる」「〇〇が美味しかった」など相手の行動や感想を「〇〇ができるんだね、すごいな」「〇〇は僕も好きだよ」などと、相手の言ったことを繰り返し、誉め言葉を添えたあいづちをするとよいでしょう。
「初デートはご馳走させてください」は、謙虚で気持ちが嬉しい
Kさんは初デートは「今日は僕が誘ったし、初デートは格好つけさせてください」と会計を済ませます。
決して高級なレストランではなくてもいいのです。コーヒーだけでもいいのです。
「あなたにに会えて嬉しい」「今日は楽しかった」「会ってくれてありがとう」という謙虚に感じさせる姿勢と気持ちが、女性の心にグッと伝わるのです。
デートが継続して、毎回男性が支払うような関係になりそうで経済的な不安がある場合は、2回目以降のデートでしっかり話し合うとよいでしょう。
別れの挨拶で次の約束を匂わせる
初デートの別れ際は、今回時間を作ってくれたお礼とデートの時間が楽しかったことを伝えると女性は嬉しい気持ちになります。
仮に、交際するかわからないと思う相手であっても、自分の印象を良くして終わらせる方が得です。お礼の気持ちだけは伝えましょう。
Kさんは、お礼を伝えた後に直ぐ「またお会いしたいです」と相手に伝え、連絡を入れています。
そうすると不思議と次のデートの約束は女性から誘ってくることが多いようです。
さいごに
Kさんは、無意識に相手を繋ぎとめる術を知っています。
Kさんのような笑顔やコミュニケーション力は努力で改善します。
Kさんの婚活の心得を営業に例えると、まずはその人が自分のパートナーになるかどうかを見極めるために、積極的に連絡を取って接点を持ちますよね。
ある程度の会話が出来るような関係になって、初めてその相手と自分のニーズがあっているのかを確認するのです。
恋愛や婚活も同じではないでしょうか。
まずは、相手を知るための土台を作ることが大切です。
そのためには、自分がしてもらったら嬉しいと思うことを先行して行動に移し、相手が自分のことを話してくれるような状況を作ってください。
お見合い~初デートまでは、とにかく相手を知るんだ!という意識で行動することが大切です。
その女性と交際する(恋人になる)かどうかは、まずは相手に良い印象を持ってもらい、自分のことを好きになってもらってからでよいのです。