婚活中はまだ間に合う!結婚前に絶対話すべきこと4選
幸せな結婚生活を長く続けたいと願っている恋愛婚活中の皆さんはぜひ読んでください。
この人!という相手が現れたら、付き合い始めの盛り上がっている恋愛関係初期に4つのことを話し合っておくと安定した関係が長く続くと言われています。
愛しあって結婚したのに数年で離婚してしまった・・・とならないように結婚前の二人の共同作業として『話し合うことリスト』に入れておきたい4つのことをお伝えします。
4つのことは、テキサス大学が新婚カップルを10年以上追いかけて調査した研究結果だそうです。
幸せな夫婦関係を築きたいと願っている方は、結婚を決める前に必ず話しあってくださいね。
Contents
恋愛関係初期に話し合うべき4つのことはズバリこれ
良好で安定した結婚生活を長く続けるために、事前に話し合っておくべきことはこの4つです。
- 夢や理想ではなく方法を話しあう
- やって欲しいことよりも、してあげられることを考える
- 「愛している」に加えて気まずい話をする
- 苦手なことや嫌いなことを共有する
これらをきちんと話し合っていたカップルは良好な結婚生活を13年以上後続しいていることが分かっています。
3年でマンネリ化したカップルと13年以上仲のいいカップルの違いとは
- 「燃え上がる恋愛時期は半年もしたら冷めてくる・・・」
- 「3年も付き合っていたらマンネリ化してくる・・・」
- 「結婚したら恋人だった頃のような気持ちはなくなる・・・」
などという人がいますが、これはただの努力不足です。
数年で恋愛感情が冷めてしまったりマンネリ化するカップルは、意外にも付き合った当初は「大好き、愛している」などと伝えあい、愛に溢れる二人の世界で過ごしていたカップルが多い傾向にあります。
周りから見ると二人は情熱的な恋愛をしていて仲の良い、誰もが羨ましくなるようなカップルに思えますよね。
しかしこれだけでは二人の関係は長続きしないことが分かっています。
付き合い初期の二人がお互いの愛情がマックスになり「好き、愛している」という言葉を伝えたくなるのは自然なことですし、多くのカップルがそうしています。
不満や愚痴よりもドキドキやワクワク感の方が大きい時期であり、相手の話しを聞こうという姿勢や、受け入れようとする努力ができる時期でもあります。
この時期に「大好き」と愛の言葉だけ語りあっていて、ライフスタイルに関する話しをしていなかったカップルは、年月が経つにつれ冷静になり「出会った頃のような情熱がなくなった・・・」「現実がみえて冷めてしまった・・・」ということになってしまいます。
このような悲惨な結末にならないように、気持ちが燃え上がっている恋愛初期に何を話し合い共有し合えばいいのかを知っておくことが重要となります。
これにより二人の共通認識が定まっていき、年月が経っても『現実にがっかり』することが減らせます。
それでは結婚する前に絶対に話すべき4つについて1つずつ解説していきます。
①夢や理想ではなく方法を話しあう
恋が実り恋人同士になったばかりの頃は「ずっと一緒にいよう」「これからも仲良くしよう」など今の幸せについて伝え合うことが多くなります。
現状の幸せを語れることは素敵なことです。
しかしこれだけでは長続きしません。
「ずっと一緒にいようね」とただ言い合うのではなく「ずっと一緒にいるにはどうすればいい?」ということを二人で考えなければいけません。
現状の幸せだけを伝えあっているカップルはいつか理想と現実のギャップに気づいてしまい「こんな人だったなんて・・・」「なんでこんなことするの?」と恋愛感情が冷めてしまいます。
テキサス大学の研究結果で、離婚したカップルと13年以上良好な関係を継続していたカップルでは、恋愛初期や結婚前に話していた内容に違いがあったことが分かっています。
「好き、愛している」など愛の言葉だけしか語っていなかったカップルは7年未満で離婚する確率が高く、一方、お互いのライフスタイルや人生について話していたカップルは、13年以上経っても安定した関係を保ち二人の幸福度も高かったそうです。
恋愛関係初期は『恋は盲目』と言われるように二人の関係を美化し理想化してしまいます。
しかし年月が経つにつれ目に付く癖や生活習慣が見えはじめ、理想とは違った相手に幻滅してしまうということが起こってきます。
理想と現実のギャップにより気持ちが冷めてしまうようなことがないように、人生について話しておくようにしましょう。
例えば、
- もし結婚するとしたら子供はどうしたいか
- 一緒に住んだら寝室はどうしたいか
- 仕事はどうしたいか
- 住む家はどうしたいか
- どんなライフスタイルを希望しているのか
- ずっと一緒にいるにはどうすればいいのか
その他、二人が生活を共に送るとしたら何を気にするのかを話し合い、どうすれば共同生活がうまくいくのかを考えておくと年月が経っても相手に対してがっかりすることが少なくなります。
幸福度の高い結婚生活を続けているカップルは、相手のことをなんでも知りたいと相手に興味深々な恋愛初期や結婚前に、生活習慣や癖、将来のライフスタイルについて話し合っています。
「好き、愛している」と伝えあうことは大事ですが、恋愛初期は『どうすれば一緒にいれるのか』という方法を語り合うことの方が重要です。
話し合いによって関係を長く続けることができるようになります。
②やって欲しいことよりも、してあげられることを考える
恋愛関係になりドキドキ感がある時期は『自分だけを見てほしい』という欲求が高まります。
「こうしてほしい」「あれをやってほしい」と相手に期待することが増えていき『私を幸せにして欲しい』『相手が自分を幸せにしてくれる』という思考になりがちです。
相手への要求が多くや期待が大きいカップルは幸福度が下がり離婚しやすいという研究データがあります。
要求が大きいカップルは、一緒の時間を過ごす中で相手が自分の要求に応えてくれないと思うことが増えていきます。
そして自分が勝手に要求しているにも関わらず満足させてくれなかった相手にがっかりしてしまい、さらに自分もストレスを溜めていってしまいます。
小さな不満が何度も繰り返されるうちに幸福度は下がっていき、二人の関係がぎくしゃくしていくのです。
このような最悪の関係にならないようにする、簡単な方法があります。
それは「あなたがやれることをやる」ということです。
人の幸福感の半分は遺伝子で決っているという研究があります。
人が何に対して幸せを感じるのかは生まれ持った遺伝子で決まっているため幸福感を上げる簡単な方法は、自分が行動することだと言われています。
つまり相手にこうして欲しいと期待しても、その言動から望み通りの幸福感が得られることは難しいのです。
同じ行動をしていたとしても、あなたが感じる幸福と相手が感じる幸福には違いがあります。
あなたは「もっとこうして欲しかった」と思ったとしても相手は「してあげた」「喜んでいる」と勘違いします。
たとえば、
妻(彼女)が夫(彼氏)に食事の後片づけをして欲しいと思っていて、それに応えようと夫は台所の片づけを始めたとします。
しかし妻は夫の片づけ方を見て「そのお皿はそこじゃない、それは〇〇じゃない!あ~、何でそんなことするかなぁ」と不満を感じてしまいます。
夫は「妻は喜んでいる」と思って作業をしているのですが、妻はこう思っています。
「後片付けを手伝ってくれるのは嬉しい、でもそのやり方じゃない、もっとこうして欲しいのに・・・」と要求を満たしてくれない夫にがっかりしてしまいます。
夫が片付けても妻が片付けても結果は同じなのですが、そのやり方が違うことで妻はストレスを受けてしまいます。
これは妻の性格が悪いとか、夫が不器用で片づけが下手だったというわけではありません。
幸せを感じる感覚、つまり満足する感覚にズレがあるからです。
どんなに仲のいいカップルでもこの感覚を完全一致させるのは難しいことです。
やってもらったけど期待と違ってがっかりした・・・、大して幸せを感じなかった・・・と思うようになると二人の関係は破綻していきます。
夫や周りの人など外から与えてもらう幸福感は、自分の遺伝子に組み込まれた幸福の感覚にマッチしない限り満足はしないということです。
つまりあなたが幸福感を高めたいと思うのであれば、あなたがやれることを、あなたのやり方でやることです。
周りにやってほしいと期待しないことです。
「自分ができることを考えて相手にしてあげる、そして喜ぶ相手を見るのは幸せだ」と考えた方が幸福感をコントロールすることができます。
また外部から与えてもらった幸せは、一瞬は幸せを感じられますが継続しません。
たとえば、高額の宝くじが当たったら幸福度は急上しますが、その幸福感は1年も経てば平常に戻ってしまいます。
逆に大きな喜びを得てしまったために日常の小さな幸せに喜びを感じられなくなってしまうという悲惨なことにもなりかねません。
恋愛や結婚生活も同じです。
相手がしてくれたことに一瞬の喜びは感じますがその感覚は継続しないため『もっと、もっと』と相手へ要求ばかりしてしまい、日常の幸せを見失ってしまうのです。
考え方を少し変えてみてください。
もしあなたがしたことで相手が喜んだら、あなたは嬉しくなるでしょう。
あなたも相手も一瞬の喜びかもしれませんが、あなたが相手にしてあげることで幸せを作り出すことができます。
『相手の喜ぶ姿を見ること』を幸せに感じられるようになれば、あなた自身が幸福感を安定させることができるのです。
③「愛している」に加えて気まずい話をする
冒頭でもお伝えしましたが恋愛関係の初期は「愛してる」「ずっと一緒にいよう」と恋愛感情についてばかり語りたくなります。
この時期は恋愛ホルモンや快楽ホルモンがいつも以上に分泌されるため燃えるような恋愛感情が溢れてきます。
しかしこれらのホルモンは3年ほどで落ち着いてくるため、「3年も一緒にいたらマンネリ化する」とか、「3年目は浮気に注意」などと言われるようになってきます。
マンネリ化や浮気といった最悪の事態を防ぐためには恋愛感情が熱いうちに、お互いが必要な存在になって成熟した関係をつくることが重要です。
恋愛ホルモンがたくさん分泌されている時期はあなたをより一層魅力的にしてくれるため、この時期に伝える『自分の弱い部分やダメなところ』は『自分をさらけ出す強さ』『信頼して話してくれている』とポジティブに捉えてもらいやすくなります。
恋愛ホルモンが少なくなり愛の言葉が減ってしまった時期に弱い部分やダメなところがバレてしまうと「カッコ悪い・・・」「冷める・・・」とネガティブな印象になってしまうことがあります。
過去の出来事で話しづらいことや、気まずくなるかもしれない習慣や金銭的なことは、受け入れてもらいやすい恋愛感情に溢れている時期に話すことをおすすめします。
もし一緒に住むとしたら「これはいいけど、これはダメ」、「この家事は苦手だけどこれはできる」「趣味で毎月このくらいのお金を使っている」といったライフスタイルの『許せる、許せない』を話し合っておくと、恋愛ホルモンが減って安定期になっても良好な関係が継続することが分かっています。
④苦手なことや嫌いなことを共有する
恋人や結婚相手を選ぶときは、趣味や食事などの共通点があるかどうかをチェックする人はたくさんいます。二人で長い時間を過ごすことを考えると、一緒に楽しめる趣味があるか、安心感はあるか、居心地はいいかなど、良い面の共通点は確認するはずです。
しかし安定した関係を何十年も続けるには、苦手なことや嫌いなことも共通している方がうまくいくという研究データがあります。
二人で経験することは楽しいことの他に不安や危険を一緒に乗り越える方が結束力が生まれ絆が強くなると言われています。
「ここは危険そうだから行くのをやめておこう」とか「これは嫌だ、やりたくない」「これにお金を使うのはリスクがある」など危険や不安、リスクに対する感覚が同じであると余計なストレスを感じなくてすみます。
ゲームで例えると、目の前に敵が現れたときに逃げるのか戦うのかという意見が一致しなかった場合、仲間割れるする危険があります。
一方、二人で戦うという意見が一致して敵を倒したとしたら、同じ達成感を味わえる上に相手に対する信頼感が増すことになります。
結婚生活という長い時間を過ごすとなれば、いい時ばかりではありません。
悪いことが起きた時はどう対応するのかについても意見が一致している方が、困難を乗り越えられるのです。
まずは、
- 家事の中でも洗濯は苦手、服を畳むのが下手
- 自宅に大人数を招いての食事はしたくない
- ○○にお金を使うなら貯金したい
- 虫が苦手なので旅行は自然より街巡りがいい
といった日常の些細な『苦手なこと』を話してみましょう。
晩婚カップルは別居婚、週末婚もあり!?
結婚したら同居するというのが一般的な結婚生活でしょう。
しかし最近はあえて週末婚や別居婚を選択するカップルもいます。
同居すると日常生活の大部分を共有することになり、洗濯や掃除といった家事の現場も共有することになります。
この日常の作業が共有されるとストレスを感じ関係が悪くなるという研究がされています。
恋人や夫婦の関係を継続するには、日常生活の作業からくるストレスを減らすことが重要だと言われています。
「やってほしいことより、してあげられることを考える」のパートでもお伝えしましたが、幸福を感じるポイントは人それぞれです。
特に日常生活は自分のタイミングややり方が決まっていることが多く相手からのストレスを受けやすくなります。
いくら事前に話し合って納得していたことでも、関係が落ち着き安定化してくると習慣の違いに小さなストレスを受けてしまいます。
まだ生活スタイルが定まっていない若年層や恋愛ホルモンが常に溢れ出ているような人は同居生活による新しい習慣に馴染むことができるかもしれませんが、自分の生活スタイルが固定しつつある30代後半になると、日常生活のリズムを変えることや相手に合わせることに柔軟に対応できないことがあります。
そのため結婚しても別々の住まいを持ち、週末だけ一緒に時間を過ごすと決めて結婚するカップルや、仕事の都合で仕方なく別居婚になってしまったというカップルでも、関係が安定していることを実感し別居婚を継続しているカップルもいます。
楽しい時間は共有する、必要な時は支え合う、年金をもらう年齢になったら同居しようなどお互いが快適と感じるライフスタイルを設計するカップルが増えています。
まとめ
恋愛関係初期や結婚前に話し合っておくべきことは4つでしたね。
- 夢や理想ではなく方法を話す
- やって欲しいことよりも、してあげられることを考える
- 「愛している」に加えて気まずい話をする
- 苦手なことや嫌いなことを共有する
恋愛感情が盛り上がっている時期にお互いの強みや弱みをみせることが関係を長続きさせるポイントです。
話しあう内容の順番は二人のタイミングで大丈夫です。
情熱的な関係の時期に1つずつ話し合ってみましょう。
これらを乗り越えられた二人は信頼関係の厚い最強のカップルになれるはずです。
悩みをお聞かせください
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